メニューにジャンプ コンテンツにジャンプ

ホーム >Pick Up! >防災コラム >防災訓練について

防災訓練について

先日11月4日には気仙沼市津波総合防災訓練が行われ、
ラヂオ気仙沼でも生放送中に緊急割り込み放送を行い訓練に参加しました。
このような訓練は本当に大切なことですが、同じように日々の意識も大切です。
常に緊張感を持って暮すことはとても窮屈かもしれません。
ですが日ごろから防災意識を高めておきたいのもです。

防災意識を高めましょう

東日本大震災のあの大きな揺れと大津波を経験したものにとっては、
大きな揺れの後は津波に注意!
すぐ高台へ避難は必須のことだと思います。
あの時は、恐ろしい揺れが果てしなく続き、
日本列島が壊れてしまうのではないかと思うほどでした。
柱につかまりしゃがみこんで必死に揺れが収まるのを願いました・・・。

ですが、あの時のあの激しい揺れで、気仙沼では、
家屋の倒壊や落下物の被害は意外に少なかったのです。
そのことだけは、助けられたのかもしれません。
もし、家屋が倒壊して閉じ込められたら、
物が当って怪我をしていたら、もっと人的被害が多かったかもしれません。

そのことを思う時、
今後は、地震そのものに対する対応もしっかりしなければと思うのです。
過去には、阪神淡路大震災や新潟県中越地震などで、
多くの方が倒れてきた家具の下敷きになって亡くなったり大けがをしたりしました。
大地震が発生したときには、「家具は必ず倒れるもの」と心しておかなければなりません。

寝室や子ども部屋などには、できるだけ家具を置かないようにし、
転倒防止の対策も必要です。
家具が倒れて出入り口をふさいだりしないように、家具の向きや配置を工夫しましょう。
また、テレビなど転倒したりしないように固定するなどの対策もしっかり行いましょう。
食器棚の開閉扉も注意が必要です。
また、手の届くところに懐中電灯やスリッパ、ホイッスルなども
安心のために準備があるといいかもしれません。
地震はいつおこるか分かりません。


「政府広報オンライン」から抜粋してご紹介

★もし家の中にいたら、 座布団などで頭を保護し
大きな家具から離れ丈夫な机の下などに隠れる。あわてて外へ飛び出さない。
もし、火事が発生した場合には可能ならば火の始末、
火元から離れている場合は無理して火元に近づかないようにする。

★商業施設などでは 施設の誘導係員の指示に従う。頭を保護し、
揺れに備えて身構える。あわてて出口・階段などに殺到しない。
ガラス製の陳列棚や吊り下がっている照明などの下から離れるようにする。

★エレベーターでは 最寄りの階で停止させ、速やかにエレベーターから降りるようにする。

★街にいるときは ブロック塀や自動販売機など倒れてきそうなものから離れる。
看板、割れた窓ガラスの破片が落下することがあるので建物の周囲から急いで離れる。

★山やがけ付近にいるときは 落石やがけ崩れが発生しそうな場所から急いで離れる

★自動車運転中のときは あわててスピードを落とさず
ハザードランプを点灯させながら徐行し、 周りの車に注意を促す。
周囲の状況を確認して道路左側に停車させる。
エンジンを止め揺れが収まるまで車内で待ち、 揺れが収まったらドアをロックせず
キーをつけたまま車外に出て、安全な場所へ避難する。

★電車・バスに乗車中のときは つり革、手すりなどにしっかりつかまり、
車外に投げ出されないように気を付けるとともに車掌または誘導員の指示に従う。

いかがでしょうか?「政府広報オンライン」から抜粋して紹介しました。

おしまいに.....

とは言え、 その時どきで状況が違いますから一概には言えません。
私達はあの地震、津波を教訓として、よりよい防災を考えていかなければならないと思います。
そして、もし津波の警報・注意報が出され避難する場合は、出来るだけ電源ブレーカーを忘れずに切るようにしましょう。

これから寒い季節に向かって暖房器具も活躍するようになります。
もしもの時、二次三次の被害を出さないためにも、各家庭で揺れ対策、防災の話をしていきましょう。

NOW ON AIR!

読み込み中
メッセージ・リクエストを送る

TODAY'S TIMETABLE

読み込み中