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大雪対策について

日本では、国土の半分以上が豪雪地帯に指定されており、約2,000万人もの人々が豪雪地帯で生活を営んでいます。
雪による災害は、地域住民だけでなく、冬山登山やスキー、観光などで豪雪地帯を訪れる多くの人々が被害に遭っています。
この雪の災害の代表的なものとしては、雪崩、除雪中の転落事故などの豪雪地帯特有の災害のほか、路面凍結などによる交通事故や歩行中の転倒事故など、豪雪地帯以外でも発生する災害もあります。
雪による災害に遭わないためにも、雪に対する正しい知識を深めておくことが大切です。

大雪が発生したら...

〇移動が困難になる
地面が滑りやすくなったり、交通機関のまひにより帰宅困難になったりすることも。
不要な外出は控えましょう。

〇電気・ガス・水道が使えなくなる
大雪による設備の破損などでライフラインが断たれることがあります。
ガスボンベなどの燃料、ランタンなどの明かり、毛布やカイロなどの防寒具を用意しておきましょう。
また除雪の際は事故が起こった時に救助や通報ができるよう2人以上で行うことや、高い場所の除雪は命綱をつけて屋根など高い場所で雪下ろしをする時は、命綱を屋根や柱に固定できるように前もって準備をしておくことも必要です。

〇やむを得ず外出する場合は...
徒歩や自動車、電車、バスなど、いずれの移動手段でも時間が掛かったり、混雑したりすることを考慮しましょう。
降雪の翌日など、雪がやんだ後も油断せず引き続き注意しましょう。

避難大雪における避難のポイント

〇無理に避難しない
大雪の際は視界が悪くなります。方向感覚を失い、遭難や凍死のおそれもあり大変危険です。

〇早めに、近くへ、安全に
やむを得ず避難を行う場合は、避難所にこだわらず近所の家なども避難先として検討しましょう。

またやむを得ない場合は引き返すことも考えておくといいでしょう。
乗車している鉄道などの進行方向と逆方向の運行状況も調べ、状況に応じ職場や家などへ引き返せる場合は、引き返しましょう。

早めの情報収集で対策を

インターネットやテレビなどで天気予報を確認し、気象情報や注意報・警報などの情報収集を行いましょう。
予想降雪量、雪に注意を要する時間帯などを確認し、事前対策の目安としてください。
停電時にも情報が得られる電池式のラジオなども用意しておくとよいでしょう。

最後に

雪などの災害は1~3月を中心に発生しており、死者・行方不明者を伴う被害も起きています。
数センチの積雪だからといって油断するのではなく、日頃から家庭や職場で
"もし雪による災害が起きてしまった場合はどうすればいいか?"
"また起きる前にできることはなにか?"
などを話し合っておくことも必要です。

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