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暴風雪・荒天での備え

例年にない積雪や、荒天が多かったこの冬。春はすぐそこまで来ていますが、季節の変わり目にかけても天気は不安定となりやすい傾向にあります。
今回は暴風雪での注意点をまとめました。

歩行中や屋外での作業中に天気が荒れてきた場合

まずは、安全な建物に避難すること。近くのコンビニや商店、人家など猛吹雪をしのげる安全な場所にすぐに移動してください。
強風と外気にさらされ、体感温度はより低くなります。低体温症になるとわずか数分で意識障害が現れ命が危険になることもあります。なるべく厚着をして肌の露出を少なくして、顔・首・頭などを保温してください。さらに強風で飛んでくるものに注意。小さな飛散物でもケガをする可能性があり、何が飛んでくるかわかりません。とにかく早めの避難をお願いします。

車を運転している時・立ち往生したとき

見通しの悪い中での車の運転は大変危険です。道の駅や最寄りのコンビニなどに避難し、気象情報や道路情報などを確認して天気の回復を待ちましょう。
もしも立ち往生してしまったら、後続車からの追突を防ぎ、除雪車の通行を妨げないようにする必要があります。
できれば道路わきに車を移動する、ハザードランプを点灯する、停止表示板を置く、救助を依頼する(JAFなどのロードサービス、近くの人家、警察、消防など)ことを念頭に、落ち着いて行動してください。

車の中で救助を待つときの注意点

車が雪に埋まると、排気ガスが車内に入って一酸化炭素中毒になったり、低体温症になって命の危険につながります。救助までに時間がかかる場合にはエコノミークラス症候群の危険もあります。車の中の装備や対策を確認しましょう
①原則エンジン停止→中毒から身を守り、ガソリンの確保のためにエンジンは停止するのが確実です。
②エンジンをかけるとき→防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは必ず排気口付近を除雪してください。吹き溜まりで再び排気口が埋もれることにも注意が必要です。
③十分な防寒を→毛布や使い捨てカイロ、寝袋・防寒具を常備し、とにかく保温しましょう。救助まで時間がかかる場合には適度な水分補給や簡単な足の体操もしてください。

気象台が「不要不急の外出は控えて」と呼びかける際は屋外は本当に危険な状況です。最新の気象情報を確認し、絶対に無理はせず、予定や計画の変更も含め、安全第一で過ごしてください。

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