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災害情報は複数のメディアから取得を
「災害情報は複数のメディアから取得を」
1960年(昭和35年)5月24日未明、南米チリ沿岸を震源とする巨大地震が発生し、その地震による津波が、地震発生からおよそ22時間後に日本の沿岸に到達しました。その津波の高さは、三陸沿岸で5メートルを超え、死者・行方不明者は142人、家屋の全半壊・浸水が4万棟以上という甚大な被害が出ました。
当時は、地震や津波の情報共有が困難で、事前の警告がないまま津波の襲来を受けたことが被害の拡大につながりました。
これを契機に、太平洋の広い範囲での地震・津波情報の共有組織が、国連の下に組織され、現在は気象庁から、海外でマグニチュード7.0を超える大きな地震が発生した時には、地震発生後30分以内に「園地地震に関する情報」が発表され、この中で日本への津波の有無についても発表されるようになっています。
現在、気仙沼市では防災情報、災害情報を屋外スピーカーやエリアメールなど様々なメディアで発信しています。中でも防災行政無線スピーカーは気仙沼市内239か所に設置してあり、津波情報、当該地域震度4以上の地震、大雨や暴風などの特別警報発令時、土砂災害警戒情報、避難情報、火災情報などをお伝えしています。
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ただ、近年の住宅は気密性も高く、家の中で屋外スピーカーのアナウンス内容を聞き取りにくい場合があります。また車の中や、強い雨が降っている場合も同様に聞こえにくいことが想定されます。そのようなことからも、普段から複数のメディアで情報を得ることを習慣づけて下さい。防災行政無線テレフォンサービスは屋外スピーカーから放送された内容をフリーダイヤルの電話(0120-26-9119)で確認することができます。
また、気仙沼市危機管理課ツイッター(https://twitter.com/bosai_kesennuma)
気仙沼市危機管理課フェイスブック(https://www.facebook.com/bosaikesennuma)や
カーステレオでは、ラヂオ気仙沼(77.5Mhz)からの情報も平常時から確認してください。
※(気仙沼市内防災行政無線屋外スピーカー設置位置)https://www.google.com/maps/d/u/0/viewer?mid=1k6OSEfdJcDsFcb9jHtVVvzu-Blc&ll=38.86694012146511%2C141.54455644999996&z=11