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<火災が増える時期です>

これから空気が乾燥し、火災が増える季節を迎えます。
火災はどんな家庭でも起こりうる身近な災害です。
そんなまさかの火災に備えて私たちの命を守ってくれる役に立つのが
住宅用火災警報器です。
火災の予防策として、住宅用火災警報機の重要性を考えてみましょう。

▼ 住宅用火災警報器の重要性


住宅用火災警報器は、火災による煙や熱を感知し、音や音声で警報を鳴らすことで
火災の発生を知らせてくれるものです。
火災を早い段階で発見することにより、
初期消火や119番通報は早まり、火災の拡大防止や
逃げ遅れの防止につながります。
総務省消防庁によると、住宅火災の被害状況としては、
住宅用火災警報器を設置していた場合、設置していない場合に比べ、
死者の発生は約4割減・焼損床面積の損害額は半減という結果でした。
気仙沼市でも住宅用火災警報器を設置していたため、
早期に火災の発生に気づき、大事に至らなかった事例があります。
火災が起きる前に住宅用火災警報器を設置し、未然に火災を防ぐことの重要性がよくわかります。

▼ 住宅用火災警報器の設置場所


住宅で火災が発生する場所は、火気を使う場所がもっとも多い場所です。
住宅用火災警報器が必ず設置すべき場所としては、

①台所
②日常的に使用している寝室
③寝室がある階の階段の上部

です。
台所は火をもっとも多く使う場所なので、設置しなくてはなりません。
次に寝室ですが、寝室が二階にある場合、昼間なら煙やにおいで気づきやすいのですが、
夜寝ているときは気づくのが遅くなり、逃げ遅れてしまいます。
さらに寝室が二階にある場合、逃げ道が階段のみとなり、
気づくまでの1分1秒が命取りになります。
部屋数が多い場合や、3階建て住宅の場合は、
設置場所がより多くなるため、注意が必要です。

▼住宅用火災警報器の作動を確認しましょう

住宅用火災警報器が設置されていても、
いざというときに作動してくれるかは、日頃の点検が必要です。
作動点検は、機器から出ているひもを引くか、
点検ボタンを押すことで、警報音や音声が流れます。
古くなると電子部品の寿命や電池切れなどで、
火災を感知しなくなることがあるため、危険です。

10年を目安に交換するようにしましょう。

▼最後に


住宅用火災警報器について、具体的な設置場所など
不明な点は消防署まで問い合わせることが大切です。
また、日頃から使用した火気は必ず消化してから
その場を離れるようにしましょう。

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