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冬の防災

寒い日がつづき、空気が乾燥しています。師走の忙しさに加え、インフルエンザも流行しており体調管理が重要な時期です。うがい手洗いをしっかりして、栄養、睡眠も十分にとりましょう。

空気の乾燥による火災予防については先月のコーナーでお伝えしました。 季節によってどんな災害の可能性があるのかも家族で話題にしてみるといいですね。 冬は火災のほかに、近年の異常気象により積雪地帯でなくても、暴風、大雪の可能性があります。特に、雪に慣れていない地域での大雪による交通障害、ケガなどには油断なく注意が必要ですので、降ってしまってからではなく、イメージを広げ対応策を考える必要があります。

大雪が降ったら

大雪の予報が出たら早めに帰宅する、前もって外出を控えることが大切です。大雪の予報が出ている時は交通機関が止まり帰ることができなくなる可能性があります。なるべく出かけず家にいましょう。

予期せぬ大雪で、車が雪に埋もれ動けなくなるケースが近年よくおこっています。大雪のときは車はなるべく使わないようにしましょう。

転ばないよう注意し、スリップしてくる車や自転車に注意しましょう。滑りにくい靴を履き、歩幅を小さくして歩く、両手は空くよう荷物は最小にしましょう。

雪かきや雪下ろしは、転んだり転落したり、慣れない作業の場合腰を痛めたり、最悪の場合埋もれてしまったりします。一人では行わず、複数人で作業をする、必ず家族に作業のことを伝えるなど十分に注意が必要です。

電線に雪が積もると、重みでたるんでしまったり、強い風が加わると切れてしまったり、停電になる可能性があります。電気が止まると寒い夜に暖房器具が使えなくなったり、明かりがつかなくなります。万が一に備え、反射式ストーブなど電気がなくても暖まれるものを用意しておきましょう。ろうそくもよくつかわれますが、火災などに気を付けて倒れないようしっかり固定させて使用しましょう。

2014年や2018年の豪雪など、大雪で町全体が孤立するケースも起きています。その場合、電車やバスが止まり、道路が通れなくなり、物流も止まるかもしれません。お店の棚から商品が消え、水や食料、日用品が買えなくなる可能性があるということです。日ごろから非常食の備蓄をお願いします。

実体験をもとに家族で話し合いを

停電や断水になると普段の生活ができなくなります。お父さんお母さんは、実体験をもとに子どもたちにぜひその状況をお話して、備えや心構えが大切ということを伝えてください。冬休みに入り時間ができたら、家族で「停電ごっこ」や「断水ごっこ」など試しに電気や水道が使えない生活を体験してみるのもいいでしょう。子供たちがいざというときに、暗闇を怖がらないよう慣れておくのもいいと思います。夏場のキャンプなどで楽しみながら体験するのもおすすめです。

懐中電灯に、暗闇で光るテープを張ると見つけやすい!

ラジオがあると停電でも電池で動くことを確認!

お湯が沸かせなくても水でカップラーメンを作ってみよう!

お風呂の水を捨てずに生活用水を確保しよう!

停電すると、何が使えなくなるか考えよう!→道路の信号機、エレベーター、自動ドア、マンションのオートロック、立体駐車場、換気扇、給湯器、ファンヒーター、トイレのウォッシュレット、冷蔵庫、テレビ、クレジットカードなどなど。

想像力を働かせて生き抜く力を家族で育みましょう。

ラジオからの天気情報、道路交通情報、生活情報はライフラインとして、ぜひ活用してください。

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