ホーム >Pick Up! >防災コラム >感染症予防について
感染症予防について
この時期、インフルエンザなどのさまざまな感染症に注意が必要です。今月は、感染症対策について身の回りのできることを復習していきましょう。
うつらないために、うがいと手洗いをしっかりと行いましょう。手を洗うときは石鹸を使い、指先や爪と指の間、指と指の間もしっかり洗います。咳やくしゃみなどの症状があるときには、ほかの人にうつさないよう、マスクを着用してください。感染症が流行している時期は、人が多く集まる場所に行くのは控え、感染症が広がらないように気を付けましょう。感染が拡大すると、交通や流通が止まるかもしれません、もしもに備えて、日ごろから水や食料、日用品などを準備しておきましょう。
感染症対策の基礎知識1
感染対策の原則は、病原体を①持ち込まない ②持ち出さない ③拡げない が基本です。
さらに感染症は、病原体、感染経路、宿主の3つが揃うことで感染します。よって感染対策では、これらの要因のうち一つでも取り除くことが重要です。特に「感染経路の遮断」は感染拡大防止のためにも重要な対策となります。
特にも高齢者施設などでは、感染経路の遮断について次の点に注意が必要です。
① 施設内に入るときやケア前後の手指消毒、流水による手洗い。
② 咳やくしゃみをしている場合などのマスクの着用
③ 血液、体液、分泌物、嘔吐物、排せつ物を扱うときは、手袋の着用と、これらが飛び散る可能性のある場合に備えて、マスクやエプロン、ガウンを着用する。
④ 居室、環境整備
感染症の基礎知識2
感染対策の基本として、すべての血液、体液、分泌物(喀痰等)、嘔吐物、排せつ物、創傷皮膚、粘膜などは感染源となり、感染する危険があるものとして取り扱うという考え方です。
〇手洗いの基本
手洗い方法→通常は、「エタノール含有消毒薬による手指消毒」を行います。
① 十分な量の消毒液を、手のひらに取ります。
② 手のひらをこすり合わせます。
③ 手の甲を合わせてすりこみます。
④ 指先、爪の間にすりこみます。
⑤ 指の間にすりこみます。
⑥ 親指をねじり合わせてすりこみます。
⑦ 手首にすり込みます。
⑧ 十分に乾燥したことを確認します。
目に見える汚れがついている場合は、「液体石けんと流水による手洗い」を行います。
① 初めに水で手を濡らし、せっけんを手に取ります。
② 石鹸をよく泡立てながら、手のひらを洗います。
③ 手の甲を伸ばすように洗います。
④ 指先、爪の間を念入りに洗います。
⑤ 指の間を洗います。
⑥ 親指をねじりながら洗います。
⑦ 手首を洗います。
⑧ 流水で石けんと汚れを洗い流します。
⑨ ペーパータオルでしっかりと水分をふき取ります。
〇咳エチケットの基本
マスクを着用し、ティッシュ・ハンカチ等で口や鼻を覆い、こまめなうがい手洗いを行いましょう。
咳やくしゃみを手で押さえたり、何もせずに咳やくしゃみをするのはやめましょう。
マスクの着用は、鼻から顎までを確実に覆い、隙間が無いようにつけます。同じマスクを何度も使いまわしせず、取り換えましょう。
くしゃみや咳の飛沫は、1~2メートル飛ぶといわれています。くしゃみや咳をするときは、ほかの人にかからないようにしましょう。口と鼻を覆ったティッシュは、すぐにゴミ箱に捨てます。
くしゃみや咳などを抑えた手から、ドアノブなど周囲の物にウィルスを付着させたりしないように、こまめな手洗いを心掛けます。
(以上、厚生労働省HPから抜粋)
基本をしっかり踏まえたうえで、十分な栄養、睡眠などの休息をとり、体調管理に努め冬を乗り切りましょう。
私は、ポータブルの加湿器を持ち歩いています。パソコンにUSBでつないでおくと、デスクワーク中も周辺を加湿をしてくれます。また、車の運転中も車内の空気を潤してくれますのでお勧めです。気温の高い季節でなくても、飲み物を持ち歩き水分補給も忘れずに!