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9月は防災月間

9月1日は「防災の日」、9月は防災月間です。

大正12年9月1日関東大震災が発生しました。その大参事を忘れないため、また、この時期は台風の被害が多い時期であることから防災の日と定められました。

災害時、まずは自分の身は自分で守ること(自助)が一番重要です。 そのためには事前の備えが必要で、緊急避難グッズや非常食を準備したり、家族で安否確認の方法や集合場所などを話し合っておきましょう。 最寄りの避難場所はどこなのか、どうやって避難するのかを確認するとともに、状況によってどのタイミングで避難行動を開始するか話し合うのもとても大切です。

また、大規模な災害時は電話回線がつながりにくくなるため、連絡がとれない場合があります。その時は、携帯電話やスマートフォンで安否確認ができる「災害用伝言板」サービスなどを利用しましょう。 毎月1日と15日に体験サービスがあります。 利用方法は、各通信会社のホームページからぜひご確認ください。 また日頃から地域の方々と関係を築くことが災害時にも役に立ちます。 平時からお互いに声を掛け合い、小さなことを協力し思いやり助け合いの気持ちで接することで、いざというときにそのつながりが力を発揮します。

一人暮らしの方や、高齢世帯は地域の見守りも大切です。天気が荒れそうなときや、停電の後は様子を見に行ったり、いつものように明かりがついているか、新聞受けに新聞がたまってないかなど、さりげない気づかいで安否を確認できる間柄がいいですね。

救急医療情報キット

先日、三陸新報にも掲載がありましたが、みなさんは「救急医療情報キット」をご存じでしょうか。これは高齢のおひとり暮らしの方、高齢者世帯の方々が、ご自分が日ごろかかっている病院、飲んでいる薬、緊急時の家族の連絡先などをあらかじめ記し、筒状のプラスチックのケースに入れ、自宅の冷蔵庫に入れておくものです。そして忘れずに、情報キットが冷蔵庫に入っていますという目印のステッカーを冷蔵庫のドアに貼っておきます。これにより、仮に一人暮らしの方ももちろんですが、家族がいても突然の災害や急病の場合など救護を受けなければならないことが起きたら・・・、駆け付けた救護者や救急隊員に必要な情報を冷静に伝えることはなかなか難しいもので、まして詳しい情報を知っている人が近くにいるとは限りません。そんな時のために常備しておくと安心なのが、「救急医療情報キット」です。駆けつけた救急隊員にとって、あなたの持病や服薬情報は大変重要な判断材料となり、素早く適切な処置を行う助けとなります。

以下、緊急医療情報キットに保管する記入用紙の内容です。
緊急時に救急医療で必要な、本人の生年月日、血液型、持病、服用している薬、アレルギーの有無、掛かり付けの医療機関・医師名とその住所・電話番号、家族や緊急連絡先の電話番号が記された医療情報用紙と、本人確認のできる写真、健康保険証の写し、薬剤情報提供書・健康手帳等の写しなどが封入できるようになっています。 これは救急隊に出動要請した本人や関係者が、仮にその症状や意思を的確に伝えられない状況にあったとしても、駆けつけた救急隊員が医療情報キットを見れば現状を把握し、判断を下す助けとなる情報キットです。
そして、ここでぜひお願いしたいのは、ご高齢の方ご本人よりも、ぜひお身内の方やご近所方がこの情報キットの設置をご本人にお勧めいただき、万が一の時のために命を救う情報を書き込み、所定の場所にセットすることを実践していただきたいのです。高齢のご両親がふるさとにお住いの息子さん、娘さん方、毎日の生活を案じて連絡を取ったりする中で、帰省もままならない昨今ですが、ぜひお父様お母様方へ教えていただき、この取り組みや、地域で思いやりをもってお互いを見守る文化が作られていくことを願います。あらゆる手段で、自分の命を守り、大切な人の命を守る取り組みをしていきましょう。

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