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空気の乾燥する季節は「火災」に注意

空気の乾燥する季節は「火災」に注意

秋から冬は空気が乾燥し、火災が発生いやすい季節です。暖房器具などを使う頻度も多くなるため、火気の取り扱いには十分注意が必要です。また、火災の原因は身近なところに潜んでいることが多く、家族、地域ぐるみで防火意識を高めることが必要です。

全国では、毎年3万件以上の火災が発生しています。その結果、1500人~2000人の方が亡くなられているのが現状です。出火原因は多い順に、たばこ、放火、コンロなどとなっています。また住宅火災の原因には、これらのほかに電灯・電話などの配線、電気機器などが加わり、こたつの暖房部分に洋服などが近づいて発火した例や、落雷による火災などがあります。出火原因は、とても身近なところにあるのです。

私たちにできることは?

出火原因を作らないように気を付けましょう。

・寝たばこは絶対やめましょう。

・ストーブなどの周りに、燃えやすい物を置かないようにしましょう。

・コンロのすぐそばを離れるときは必ず火を消しましょう。

・IHクッキングヒーターでも少量のてんぷら油から火災につながる危険があります。

・プラグやコンセントはホコリがたまらないよう、きれいに保ちましょう。ホコリや湿気が原因で出火することがあります。

・逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を取り付けましょう。住宅火災による死者の約6割は逃げ遅れによるものです。

・寝具や衣類、カーテンからの火災を防ぐために、防炎品を使用することも有効です。

・火災を小さいうちに消すために、住宅用消化器などを設置しましょう。

・お年寄りや体の不自由な方を守るため、家族、地域ぐるみで防火意識を高めることが大切です。

・電気火災にも注意しましょう。

もし火災になってしまったら

早く知らせる→大声で火事だ!と叫び、近隣に知らせましょう。声が出ない時は非常ベルを鳴らす、音の出るものを鳴らす。火はすぐに大きくなります。小さな火でも消防車を呼ぶことが大切です。

早く消火する→火が小さいうちに落ち着いて消火しましょう。火が横に広がっているうちは、消火は可能です。消火器を使うだけでなく、座布団で火をたたく、濡れた毛布で火を覆うなど、身の回りのものも活用しましょう。

早く逃げる→天井に火が燃え移ったら、迷わず逃げましょう。避難するときは、扉や窓を閉めて、空気が入らないようにすることも重要です。火災で一番恐ろしいのは、煙です。煙には一酸化炭素などの有毒ガスが含まれているため、多量に吸い込んだ場合、体がマヒするなど動けなくなったり、中毒死することがあります。

避難するときは

・煙を吸い込まないように、口と鼻をハンカチなどで覆いましょう。

・姿勢を低くして避難しましょう。

・煙がおいかけてこないようにドアを閉めましょう。

・一度避難したら絶対戻ってはいけません。

最後に

消防庁ホームページでは、火災から身を守るために動画を公開しています。暖房器具火災、電気器具火災、コンロ火災、地震火災から身を守る方法、消火器の使い方などを確認することができます。

消防庁ホームページ

http://www.fdma.go.jp/html/life/yobou_contents/materials/index.html

ラジオの気象情報では、空気が乾燥していることや、風が強いことなども随時お伝えしています。

ラジオからの生活情報はライフラインとして、ぜひ活用してください。

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